会員増強・新クラブ結成推進月間卓話
〜第2660地区の会員の状況と会員増強について〜
委員長 藤井 眞澄 様
1、はじめに
本日は、会員増強・新クラブ結成推進月間の卓話に声をかけていただきありがとうございます。
RC内部の最大の推進課題は会員増強です。どのような団体でも、新会員の継続した入会がなければ、活動が低下してゆきます。ロータリーを取り巻く状況は、大きく変わりつつありますが、状況が変わればその変化に対応した増強活動が必要です。
本日は、第2660地区と「吹田RC」の会員の状況などを交え会員増強活動の目指すべき取組についてお話しさせていただきます。
2、第2660地区の会員数について
当地区の会員数は、ここ数年間は3,600人程度で安定的に推移しているように見えますが、毎年度300名近くの入会者があり、その一方でほぼ同数の退会者があり、これらのバランスのもとでほぼ一定になっているという状況です。また、会員を大きく増やしているクラブがある一方で大きく減らしているクラブもあり、これらのバランスのもとでほぼ一定であるという見方もできます。
3、吹田RCの会員状況について
吹田RCの最近の傾向として、入会者と退会者がほぼ均衡しており、その結果会員は約60名で推移しています。地区全体では毎年一割弱の入、退会がありますので吹田RCさんも毎年あと1〜2名入会を増やしていただくと会員数は安定的に維持していけると思います。
4、会員増強活動のポイント
昨年、今年のアンケートで会員増強についてのいろいろな課題が浮かび上がってきました。要約しますと ①クラブに魅力がない、会員増強意識が低いなどのクラブ内の課題 ②ロータリーの魅力を説明できない、ロータリーの知名度が低い ③候補者にとって会費が高い、時間がない ④これらが絡み合って候補者がなかなか見つからない、などとなっています。これらのことから、増強活動は候補者を見つけて勧誘する活動だけでは不十分であり、①魅力あるクラブづくり ②外部へ広報、発信し、認知度を高める ③候補者には、全員参加による、体系的で強力な勧誘活動をする ④きめの細かい退会防止策を取る、のサイクルをうまく回していくことが大切です。地区内外の増強が成功しているクラブの例を見ますと、このサイクルをうまく回していくためには、会長はじめリーダーの強力なリーダーシップと会員のやる気がキーポイントとなっています。また、ロータリーを取り巻く環境は以前に比べると、経済状況、労働人口、価値観の多様化など大きく変わっています。奉仕の理念などの基本原則は守りながら、時代に合わせ変えるべきところは変えクラブの魅力を高めていき、会員候補者が入りたいと思うようなクラブ作りが大切だと考えています。今年度も会員増強よろしくお願いします。