クラブの運営方針

会長メッセージ

「社会の変化を敏感に捉え将来を考えよう」
2023―24年度
吹田ロータリークラブ会長 疋田陽造

2023-2024年度IR会長テーマは、「世界に希望を生み出そう」です。

人類を襲った未曽有の新型コロナウイルス感染症も最近ではほぼ収束し、マスクをしている人も半分くらいになりました。ようやく日常を取り戻しつつあります。その中で改めて将来に通じる希望を持ちたいと思います。そしてウクライナでの戦争勃発やミャンマーでの国軍によるクーデターなど不安定化する世界秩序に対してロータリー活動を通して世界平和に貢献致します。以上のことを鑑み、今年度の吹田ロータリークラブの基本方針を次の通り定めます。

「社会の変化を敏感に捉え将来を考えよう」

今年度当クラブでは、大阪城南ロータリークラブと共同事業としてウクライナの子どもたちを支援する事業を行います。また、医療支援団体ジャパンハート様に医療機器を寄贈し、ミャンマーの市民の方々の医療環境改善に取り込みます。国内では、吹田市にある児童養護施設常照園を応援いたします。

ささやかですが、貧困や差別のない社会を目指しSDGsのさらなる充実も目指します。
さらにロータリークラブの関連団体であるローターアクトクラブとともに青少年の育成に取り組みます。

吹田市民の皆様には、吹田産業フェアにて専門知識を持った会員が、いろいろな問題に対して相談を受ける市民無料相談会を開催します。是非お越しください。また、毎年万博公園で開催されるカメの子駅伝、マラソン大会も応援致します。

さて、かつて2000年前後には80名の会員数を誇ったクラブでしたが、社会の構造変化特に少子高齢化や経済の沈滞による会員の減少を深刻に受け止めなければなりません。また、この3年にわたるコロナ禍においてクラブの運営も困難を極めましたが、それぞれの年度の理事会が工夫されて何とか乗り切りました。今まで行ってきた素晴らしい事業がいくつもありますが、現状のクラブ財政の状況を鑑みますと、既存の事業を見直さなければクラブの運営がむつかしい状況になってまいりました。その中においても会員の皆様が楽しいクラブライフを送れるように努力します。

ロータリークラブの原点に戻り会員間の親睦と交流を最も大切にしていきます。クラブに対する会員のニーズを拝聴し、現社会に対応したクラブへと再構築します。このことが会員を増やすことにつながると思います。

さらに会員数減少に比べ多い委員会の実質統合 を試みます。会員には人数の増えた委員会でそれぞれの役割を担って、交流を深めてもらいます。テーブル仲間の集い、同好会活動を通じても懇親を深めて頂きたいと思います。

私としては、吹田ロータリークラブの伝統を念頭に置きながら将来を見据えて、変革できるものは変えていくという意思をもって取り組みます。

どうか、市民の皆様、会員の皆様、暖かい目で見守ってください。よろしくお願いします。

 

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