卓話 2019年03月28日

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日頃のサポートへの感謝


王 韻茹 様

 1人の留学生として海外で生活することは非常に大変なことで、衣食住と交通手段などの様々なことは全部自分で処理しなければなりません。さらに私の勉強は理系のライフサイエンスに関する研究に属することで、実験室で12時間もしくはそれ以上の時間にいるのが常にあることです。このような状況の下で、健康かつ規則正しく生活することが容易ではないことと感じております。
 このような厳しい環境に、私は米山奨学会からの助けを得ました。留学生にとって一番大きな経済的な問題は解消され、研究にさらに打ち込めるようになったと感じています。それに、米山の奨学生として日本との絆はさらに深めたと感じています。私が所属する吹田RCの方々は大変優しくて素晴しい人たちです。吹田RCでは週一回の定例会が行なわれています。私は実験の都合で月一回程度しか出席することができませんが、毎回例会に行くと、吹田RCの皆さんはいつも親切に私に挨拶をしていただいております。カウンセラーの谷さんも色々な日本のことを教えていただいて、本当にお世話になりました。米山の奨学生になることは私の人生に対して非常に大きく影響しています。
 これらの体験は私をいっそう日本社会に溶け込ませています。本当に米山とロータリーからの日頃のサポートに対して、大変感謝致します。米山を卒業しても、吹田RCの皆さんや米山奨学生たちとともに過ごした時間を大切にします。今後、米山やロータリーの関連活動に参加する機会があればと思います。