卓話 2019年11月21日

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会員増強について



髙津 未来 吹田RAC会長

 今年度の所信表明でもお伝えした「会員増強について」お話させていただきます。
 今年度、吹田RACの会員数は実働9名と休会中3名で始まりました。実働9名のうち3名が今年度卒業予定です。2020-21年度に35周年を迎える吹田RACにとって、人数の減少は運営を困難にする要素となります。
 そこで今年度は前年度以上に会員増強に力を入れ、一名でも多くの人に吹田ローターアクトの魅力を知ってもらいたいと考えております。しかし会員同士で協力してSNSや知り合いへの周知など、出来る限り行っているのですが、入会に結びつけることに苦戦しております。理由としては、仕事との兼ね合いや自宅との距離などが挙げられます。私たち自身、もっとローターアクトの魅力を伝える手段を考えていきたいと思っております。今回このような貴重な機会をいただきましたので、ローターアクトの魅力をロータリアンの皆様にお伝えし、身近にいらっしゃる18歳〜30歳の若者たちをローターアクトの例会に連れてきていただこうと企んでおります。
 ローターアクトの活動では、本当にたくさんの仲間に出会うことができます。その仲間と1つの行事や事業など、同じゴールを目指して会議を重ねていきます。そこには最終地点の行事や事業を終えたときの達成感はもちろんのこと、会議や準備の過程で環境の違う人の意見などから得られるたくさんの刺激や成長があります。私自身、入会したときは20歳で、社会の常識やメールの送り方すらも知らない大学生でした。当時、お兄さんお姉さんすごいなぁという漠然とした尊敬をした記憶があります。そして休会を経て、会長をさせていただいている今は色々なことを考えるようになりました。1つのクラブを円滑にまとめること、さらに良い組織にしようという思いと実際にできる活動範囲のジレンマなど。あの時の先輩方はそれを実現しており、本当に凄い方たちだと実感しております。
 またローターアクトは様々なことに挑戦でき、成長できる場でもあります。「友達を100人作る」「行事で200人集める」いろんな課題設定をして、会員全員で協力して乗り越えていきます。これはローターアクトに限らず、会社組織でも同様のことだと思います。「今月の売上目標」「新規顧客開拓」など様々な課題があり、チームで取り組んでいくと思います。ローターアクトではこういった挑戦する力と課題解決力も身につきます。企業とは異なり、上下関係なく誰もが発言しやすい環境です。活動を通して、その後の人生に活きる力をつけることができる組織がRACです。